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うたかたの日々をつれづれなるままに。忘れっぽいから、ある意味自分的脳内記録。TBご自由に、でもメッセージは残して戴けると、ありがたいです。


by coo-nyan
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ケタミン、麻薬指定に

Excite エキサイト : 社会ニュース<ペット用麻酔>麻薬指定で獣医に戸惑い不満の声

ペットを飼っている身としては考えさせられるニュースだったのでTB。
さっさと書こうと思っていたのに、既にこのニュースの日付から5日も経ってしまった(汗)

ケタミン(Wikipediaより)は、副作用が少ない全身麻酔薬らしい。獣医の間では『常備薬』とされるくらいの様。動物園でも使用されているという。
獣医だけではなく、人間のペインクリニックでも利用される全身麻酔だそうだ。
それが、国に麻薬指定されてしまうとなると、製造から販売の関係者に麻薬取り扱い免許が必用になると言う。
一般の医者は兎も角、獣医でその免許を持っている人はそう多くないのではないのだろうか?
既に「おくすり110番」では検索出来なかった。
ケタミンの9割りを生産販売していた三共ライフテックは、この麻薬指定後の生産停止を決定したそうだ。明治製菓は動物用の販売を続ける方針だそうだが、これが動物の避妊・去勢の料金に響きそうな気配らしい。
動物保険、最近は結構多くなってきたが、入っている人はどのくらいの割合なのだろうか?(因みに、家はまだ入っていない状況)
しかも、ボランティアで野良猫などの避妊・去勢をしている人達の負担は大きくなるのだろう。

そのケタミンををと称して脱法ドラッグとして使用し、'04には外国人が日本で使用して死亡した例もあったらしい。(どうも、これが決定打なのか?)
なんでドラッグに頼るのか・・・解らないでもないが、その背後の弊害も考えて欲しいものだ。
タバコ、アルコール、その他脱法ドラッグ、違法ドラッグにしても「それをやって死ぬヤツは、勝手に死ねばいい」と思う。しかしその余波で被害を被る者もいるのを考えろと思うのは、傲慢か?
私は、タバコはヘヴィスモカーに近いし、アルコールは強くはないが飲む。私自身は、肺ガンになろうが肝臓ガンになろうが、『自分でその内容を知った上で使用し、病気になる』訳だから、それは仕方がないと考えている。
私も誰かに迷惑をかけているんだろうかと、ふと考えてしまった。そうなのかもしれない、申し訳ないな。

しかし、この問題の今後が気になるところ。
ケタミンが入手出来ないなら、獣医を止めたいという人もいるくらいらしい。それだけ安全で重要な薬だと言う事だろう。

馬鹿な奴らが脱法ドラッグとして乱用したおかげで、とんでもないところに被害が出ているこの現状。要望書を提出したそうだ。
麻酔薬ケタミンの麻薬指定、クマ研究者ら使用継続要望
厚労省監視指導・麻薬対策課は「ケタミンは国際的にも麻薬に指定されてきている。野生動物の研究者も免許を受ければ使用できる。施行時期などは検討したい」としているらしいが・・・。
さて、国はこの問題にどう対処するのだろうか。
by coo-nyan | 2006-01-29 01:09 | 日記